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MoGuPost vol.005「腸」


MoGuPostでは、日々の生活に役立つ食や健康に関することをゆるく発信していきます。


<腸は心の健康や行動に影響を及ぼす>

腸内細菌のバランスが良くなると、健康になるだけではなく、心の健康や日々の行動にも密接に関わっているという研究結果も明らかになっています。


<第二の脳である腸>

生物が地球に誕生した40億年前の当時の生命体は、消化器官のみを備え脳はなかったと言われています。ミミズなどがその代表例であり、ミミズは腸機能のみをもち、エネルギーを得て自己増殖を続けます。腸は「腸神経系」と呼ばれる独自の神経系を持ち、この神経系の働きによって脳からの指令がなくても自活できます。


脳は迷走神経を通して、声帯、心臓、肺、消化器官といった臓器に指令を送っています。消化器官の神経系のうち80〜90%は、指令を受け取るだけではなく、脳に情報を送ってもいるのだそうです。


*腸と心

腸は第二の脳と呼ばれるのは、脳と腸は神経系を通じ互いに影響しあっているためです。ストレスが腸内細菌のバランスを変化させることもあります。

腸内細菌は体内にあるドーパミンの50%、セロトニンは90%を生成していると言われています。

ドーパミンは快楽を与える物質で、セロトニンは安心感につながる物質と言われています。おいしいものを食べると幸せな気持ちになるのは、このようなことが関係しています。


*腸と行動

腸内細菌の違いが行動パターンに違いを与えるという研究もあります。例えば、腸内が無菌のマウスにストレスをかけると不安の行動でよく知られる「多動」が見られます。しかし、そのマウスにビフィズス菌を腸に定着させると多動が減少し、不安レベルが低下することが報告されています。


<甘いものが食べたくなるわけ>

無性に甘いものが食べたくなる時はありませんか?それは、実は腸の仕業かもしれません。

人類にとって食は生きるために重要な行為でした。そのため、消化器官と脳が情報を伝達し合うことは、生き延びる上で必要なことでした。

現代社会では生活習慣病の元となるので摂取過多とされている砂糖や脂肪は、かつての人類にとって貴重なエネルギーでした。そこで、砂糖や脂肪を食べたときに、ドーパミンを脳内で分泌させ、快感を感じさせるように進化したのだと言います。

皆さんも「腸活」を初めてみませんか?


参考:

Sudo Nら"Postnatal microbial colonization programs the hypothalamic-pituitary-adrenal system for stress response in mice." J Physiol. 2004; 558(Pt 1):263-75

Nishino Rら. "Commensal microbiota modulate murine behaviors in a strictly contamination-free environment confirmed by culture-based methods." Neurogastroenterol Motil. 2013; 25(6):521-8


#腸活 #食育 #脳

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